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ツールボトルとサドルバッグ、自転車キャンプで使いやすいのはどっち?

ロングライドの自転車キャンプでは修理工具などを常に携帯する必要があります。その時に迷うのがツールボトルかサドルバッグか?自転車キャンプで使いやすいのはどっちでしょうか。

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ツールボトルのメリット・デメリット

メリット

  1. サドルバッグをキャンプギア専用にできる
  2. 使わない時にそのままバッグに入れられる
  3. 入れ替えが容易
  4. ツールをパッと取り出せる

ツールボトルのメリットは手軽さです。ドリンクホルダーに入れるだけなのでサッと取り出せますし、ドリンクを追加したくなったらザックなどに入れればドリンクホルダーを空けることもできます。

デメリット

  1. ドリンクホルダーを一つ使ってしまう
  2. きちんと収納しないと音なりがする

自転車キャンプはロングライドが多いので、ドリンクホルダーを使ってしまうのは少々痛手。特に夏場は、1L x 2本はドリンクを用意しておきたいので、

サドルバッグのメリット・デメリット

メリット

  1. ドリンクホルダーを使わない、二つドリンクを使える
  2. 常につけっぱなししておける
  3. 容量が大きい

サドルバッグのメリットは、ドリンクホルダーを使わないのと「つけっぱなし」に出来る点。つけっぱなしというのは意外と便利で、忘れ物もなくなるというメリットもあります。

デメリット

  1. サイズが小さいと長いツールが入らない
  2. 工具とキャンプギアが一緒になって取り出しづらい
  3. 重心が後ろになる

サドルバッグのデメリットは収納の問題でしょう。キャンプギアとごちゃごちゃになるとパンクなどのトラブル時に取り出しが面倒ですし、小さいサドルバッグだと容量も限られます。

意外と見逃せないのが重心の問題。サドルバッグは工具だけなら中身を入れても1kgもないですが、それでもサドルという自転車の後方にあるパーツに重心がかかると、坂道などでは重心が後ろに引っ張られるそうです。

この辺りは、どんなサドルバッグを選ぶのか?、何を入れるのか?にも左右されます。

どちらが良いのか?

ロングライドならサドルバッグがオススメ

ロングライドの場合は、水分をしっかり補給しないと脱水症状になってしまうため、ドリンクホルダーはしっかり2本使いたいところ。そう考えるとドリンクホルダーを使わないサドルバッグが一択です。

普段使いがツールボトルの場合は、自転車キャンプの時だけツールボトルごとサドルバッグに入れてしまいましょう。

積載量重視ならツールボトル

自転車キャンプにキャンプギアをたくさん持っていきたい場合は、少しでもキャンプギアに積載量を使いたいところ。そういう方はツールボトルを選んで、サドルバッグの容量を空けましょう。

ただし、水分補給をしっかりするためにも、ライドの最中は1時間に1回はコンビニなどで休憩をとって、空になったドリンクボトルに水分を追加するようにしましょう。

アクセサリを使ってドリンクホルダーを拡張するのも◎

ロードバイクやクロスバイクだと、ダボ穴が2箇所ついていることがほとんどですが、グラベルロードなどのトラベルバイクでは、ダウンチューブなどにもダボ穴が空いていることがあります。そうしたバイクの場合は、使い勝手でドリンクの場所を決めましょう。

ダボ穴が他になかったとしても、アクセサリを買えばダボ穴を増やしたり、ハンドルにドリンクホルダーを追加したりすることも可能です。

車体重量は重くなってしまいますが、ルート上にコンビニなどがない場合も考えられるので、しっかりと水分を確保できるように積載を考えましょう。


通常の自転車、特にロードバイクなどのスポーツ自転車だと、サドルバッグにするか、ツールボトルにするかは見た目的な問題が大きいですが、自転車キャンプの場合、リアには大容量サドルバッグか、リアバッグをつけるのが通常なので、見た目的な観点ではどちらでも一緒です。

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キャンプ用の自転車は、街乗り自転車とは違った場所を走ります。走るシーンが違えば、快適なギア比も異なるため、キャンプ用自転車では最適なギア比を選ぶことが、自転車キャンプ・ライドを快適にする決め手です。