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自転車キャンプで軽量化したいなら「着替え」を工夫しよう

自転車キャンプの荷物の中でも意外と頭を悩ませるのが「着替え」。しかし、ちょっとした工夫で着替えの荷物を減らすことができます。

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軽いけど容量を食うのが着替え

デイキャンプならまだ良いですが、キャンプ泊となるとどうしても必要なのが着替え。特に冬場の自転車キャンプは汗をかくのに着替えが嵩張るので容量制限がある自転車キャンプでは最悪の存在です。かと言って、キャンプ場で洋服を洗って乾かすのは難しいですし、洗っている間半裸でいるわけにも行きません。

自転車キャンプの着替えを減らす工夫

パジャマ = 翌日の着替えで減らす

テントで眠る時もできれば清潔なパジャマでシャキッとして寝たいという人は多いのでは無いでしょうか。ちなみに筆者は、日中の洋服でシュラフに入ると、寝付きに数時間かかるくらい、寝る時の洋服に神経質です。

そういう場合は、翌日の着替えをパジャマにしてしまうと、荷物を減らすことができます。真夏だとしても、夜中に汗をかいたとしても、一度寝てしまえば朝起きたらまた汗だくのライドをするのですから、気になりません。

高性能ウェアで減らす

清潔のためというのが大前提ですが、ある程度の清潔感は犠牲になるのがキャンプ。

それでも自転車キャンプで着替えが必要な理由は、

  1. 濡れ
  2. 汗のベタベタ感
  3. 汚れ
  4. 汗や焚き火などの匂い

が不快だからです。

特に濡れは汗冷えを引き起こすので、絶対に避けたいですし、汗臭いまま寝るのは多くの人が嫌でしょう。

こうした問題を解決してくれるのが高性能ウェア。自転車用のメリノウールのウェアなどは、速乾性を保ちつつ、汗などの嫌な匂いが残らないようにしてくれるため、アウターだったら数日着ても問題ないウェアもあります。

また、登山用のインナーなどは、「汗を吸収しない」機能性ウェアが多くあり、そうしたインナーを使うと、汗冷えを抑えるだけでなく、連続してインナーを使うこともできます。

着替えるのは「インナーだけ」で荷物を減らす

着替えにおいてインナーは実はそんなに容量の大きな服ではありません。シャツとパンツ、靴下くらいなら、ちょっとしたスペース、極端な話ウェアのポケットにでも収納ができます。

ですから、アウターやボトムスなどの嵩張るウェアは二日通して使って、インナーだけを交換する運用すれば、着替えの荷物は激減します。先ほど解説した「パジャマ = 翌日の着替え」にすれば、ペットボトん1本のスペースもいらないでしょう。

キャンプ場の近くのコインランドリーを使う

ライドで着替えが汚れてしまったなら、洗ってしまえば解決できます。

とはいえ、キャンプ場の近くにコインランドリーがあったとしても、着替えがないと洗っている間全裸になってしまいますから、そうは行きません。

そこで利用したいのがランドリーが併設されているスーパー銭湯。スーパー銭湯は館内浴衣の貸し出しサービスがあることが多いので、館内で浴衣で過ごしている間に、洋服を丸っとランドリーであらって仕舞えば、体も洋服も綺麗さっぱりでキャンプ場で過ごせます。

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