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自転車キャンプのためのタイヤ選び

自転車キャンプに行くのであれば、タイヤもキャンプ場に合ったタイヤを選ぶ必要があります。今回は、自転車キャンプに最適なタイヤの選び方、選ぶ際の注意点をまとめました。

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悪を想定して太めのタイヤを選ぼう

自転車キャンプに行く場合、キャンプ場の近くまでは舗装路を走ることが多くなりますが、キャンプ場の近くになるとかなりの確率で砂利道や舗装が剥がれた悪路を走ることになります。

最近のタイヤはかなりの悪路でもパンクしづらいようにできていますが、自転車キャンプの場合はキャンプギアを積載している関係で、車重も重くなっていますので、砂利道に入っていきなりパンクしてしまったなんてことも。

そうなると、キャンプ場内での移動が不便になったり、帰り道の前にパンク修理をしなくてはならなくなるので、悪路を想定して、悪路に対応できるタイヤを選びましょう。

自転車キャンプ用のタイヤを選ぶ時の注意点

ダートに強くロングライドも快適なタイヤを選ぼう

MTBなどの悪路を想定した自転車に乗っている方は問題ないですが、シティサイクルや、ロードバイクなどのスポーツに乗っている方は、舗装された道路を走る前提のタイヤが装備されていることがあります。また、交換タイヤも舗装された道を走る前提の製品が多くなっています。

自転車キャンプに行く道は、悪路が多くなる、もしくはキャンプ場内ではグラベルになる可能性が非常に高くなるので、走って行って走って帰ってくるためには、ダートに強いタイヤを選びましょう。

ただし、悪路が多いからと行って、太めのゴツゴツタイヤにしてしまうと、タイヤの重量が増えて今度はキャンプ場までのロングライドが辛くなってしまいます。悪路対策とロングライドの走りやすさのバランスが、自転車キャンプのタイヤ選びには重要です。

その意味では、ロードバイクやクロスバイクのユーザーの方なら、パナレーサーのグラベルキングが安定しています。グラベルキングは、タイヤの太さやタイヤタイプなどラインアップが数十種類もあるので、自分の自転車に合ったタイヤを選ぶことができます。

グラベルタイヤ | パナレーサー

ホイールのクリアランスを確認しよう

自転車キャンプ用にタイヤを交換すると、多くの場合がタイヤの太さが太くなるでしょう。

クロスバイクやMTBなどは、タイヤクリアランス(タイヤとフレーム、フォークとの距離)が広めに設計されていることが多いですが、タイヤクリアランスがタイトなロードバイクや、泥除けがついているシティサイクルで自転車キャンプに行く場合は、タイヤクリアランスが新しいタイヤに足りるのかをしっかりとチェックしましょう。

タイヤクリアランスが足りないと、タイヤがフレーム・フォークに干渉してしまうケースが多くあります。その場合、タイヤの摩擦でフレームを削ってしまう可能性もあるので、しっかりとクリアランスを取れるサイズのタイヤを選びましょう。

ブレーキのスペックもチェックしよう

太いタイヤに交換する際は、ブレーキの対応サイズにも注意が必要です。Vブレーキやディスクブレーキなど、太めのタイヤを装備することを前提している場合は問題がないことが多いですが、リムを左右から挟み込む「リムブレーキ」の場合、ブレーキアームの開閉幅が狭いブレーキが存在します。

ブレーキアームの開閉が狭いブレーキだと、タイヤがブレーキシューの間を通ることができないため、ホイールを脱着する度に、ブレーキワイヤーを緩める必要が出てきてしまいます。滅多にホイールを外さないという人はそれでも良いですが、輪行する場合などはかなりの手間になります。

また、「絶対にパンクは嫌だ」と行って、42Cなどの巨大タイヤを選ぶと、ブレーキアームを最大に開いてもアーム間に通らなかったり、通ったはいいけど、アームの天井にぶつかってしまったりするケースもあるので要注意です。

交換チューブ・パンク修理キットも忘れずに

いかにグラベル対応タイヤを履いていたとしても、パンクの可能性は0ではありません。ですので、しっかりと交換チューブやパンク修理キットも、自転車キャンプでは携帯するようにしましょう。

「自転車」のトピックス

キャンプ用自転車のためのギア選びのサムネイル

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キャンプ用自転車のためのギア選び

キャンプ用の自転車は、街乗り自転車とは違った場所を走ります。走るシーンが違えば、快適なギア比も異なるため、キャンプ用自転車では最適なギア比を選ぶことが、自転車キャンプ・ライドを快適にする決め手です。