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自転車キャンプの荷物はどれくらいの容量が良い?

自転車キャンプを始めるときに悩むのが荷物をどれくらい持っていくか?ということ。今回は、実際の積載方法と合わせて、どれくらいの容量でどれくらいのことができるのかをまとめました。

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自転車キャンプの積載力は、バッグによって変わる

自転車の積載力は、どれくらいバッグで拡張するかによって変わります。

例えば、リアキャリアにパニアを取り付ければ、リアだけでも最大で50Lほど容量を確保できますが、サドルバッグとフレームバッグだけなら20Lほどが限界です。

50Lあれば、徒歩キャンプの平均的な容量ですから十分なギアを積むことができますが、20Lではテントと洋服くらいしか積むことができません。

ですので、まず最初に「自転車にどれくらい積載力をつけるか」で、ギアをどれくらい減らすかを決めることになります。

ザックを背負うかも重要なポイント

手軽に積載力を増やしたいなら、500g程度のライトなザックを背負ってしまうのがベスト。500gでも20Lくらいの収納力があることが多いので、かなり積載量を増やすことができます。

ただし、ザックを背負ったまま自転車の運転をすると肩や腰への負担が大きく、慣れないと翌日の運転に支障をきたすこともあるので、慣れるまでザックはなるべく使わない方が良いでしょう。

容量別のキャンプスタイルとギア選び

20L:超ミニマムスタイル

サドルバッグとフレームバッグだけで旅をするならこのスタイル。自転車の運転にも影響が少なく、積載も楽なので気軽な旅に最適です。

20Lだとウルトラライトなテント+アルファくらいでバッグはパンパンになってしまうので、シュラフが不要な真夏のテント泊か、デイキャンプで使うイメージ時でしょう。

このスタイルになると、全てのギアをウルトラライト思考で揃える必要があります。

  1. テント(UL系)
  2. エアマット
  3. クッカー
  4. 洋服
  5. バーナーやストーブなど

40L: スタンダートスタイル

サドルバッグ、フレームバッグに、フロントバッグと軽量ザックを加えると、ちょうど40L〜45Lくらいの積載量になります。このクラスになると、ちょっとしたUL(ウルトラライト)キャンプと同じくらいの感覚でキャンプが出来ます。

  1. テント(UL系)
  2. シュラフ
  3. グランドシート
  4. エアマット
  5. クッカー
  6. 洋服
  7. バーナーやストーブなど

積載力が40Lを超えると、テントとシュラフの両方を携帯できるので、本格的なキャンプスタイルになります。

60L: 本格的スタイル

サドルバッグの代わりにリアキャリアを取り付けてパニアを使うと、50Lオーバーの積載力をつけることが出来ます。このスタイルのになると、自転車キャンプというよりかは「自転車旅」に近く、さながら「移動する自宅」くらいの感覚で荷物を積載できます。

  1. テント
  2. シュラフ
  3. グランドシート
  4. エアマット
  5. クッカー
  6. チェア
  7. テーブル
  8. 洋服
  9. バーナーやストーブなど

ここからさらにザックを背負えば、100L近く積載することもできますが、100L積載するとなると自転車がかなり重くなってしまうので、積載時に注意が必要です。

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