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自転車キャンプで愛車を盗難から守る鍵の掛け方

自転車キャンプでのトラブルでも重大なものの一つが盗難です。今回は、キャンプ場で愛車を盗難から守る鍵の掛け方をまとめました。

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自転車キャンプではどんな時に盗難に遭う?

自転車キャンプで使う自転車、ロードバイクやMTB、電動アシスト自転車など比較的高価な自転車を使うユーザーが多いため、盗難に遭いやすくなってしまいます。

しかも、キャンプ場は夜になると人の目が少なく、近くにいるキャンパーは他人同士であることがほとんどのため、犯人としても犯行しやすい環境です。

そんな自転車キャンプで盗難に遭いやすいのは、

  1. 買い物やトイレなどで自転車から離れている時
  2. テント内にいる時
  3. 寝ている時

などです。特に夜は、キャンパーは早寝の方が多いので、静かで人の目もなく、犯行しやすくなります。

近くのキャンパーさんが犯人ということはまずないと思われますが(盗んだらすぐにわかりますし)、「キャンプ場で盗難をする」ことを習慣としている犯人がいる場合があるので最大限の注意が必要です。

キャンプ場での自転車の鍵の掛け方

ベストはテント内に収納すること

一番安全で安心なのは、自転車をテントの中に収納してしまうことです。この方法なら自転車に鍵をかけてなくても防衛が出来ます。

テントの中に入れてしまえば、自転車があることを隠せますし、万が一盗もうとしても、テントの中に入ってくるのですぐに防衛出来ます。不安なら、インナーテントのファスナーを内側から南京錠などでロックしてしまえば完璧です。

この方法の問題点はテントが大きくないと使えないこと。ワンポールテントなどの前室が広いテントや、3人用以上のテントであれば問題ないですが、ソロ用のツーリングテントでは、輪行スタイルなどに分解・収納したとしても、テント内に入れるのは難しいかもしれません。

テント内に収納出来ない場合は「地球ロック」をしよう

テント内に収納できない場合も、「そのまま放置」はなるべく避けたいところ。そこで盗難対策としてやりたいのが「地球ロック」です。

地球ロックは「自転車と地面に固定されている物をくくりつけてロックすること」で、地面に固定されているものということは、物理的に外すことが「地球」とのロックになるので自転車のロックの方法の中では一番安全とされます。

キャンプ場で地球ロックをするとなると、

  1. サイト内の木にロック
  2. サイトの仕切りやフェンスなどにロック

というのが現実的な方法でしょう。地球ロックをする際はワイヤー式のロックを使うことになりますが、「簡単に切れないワイヤー」を使うのが大事です。

地球ロックも出来ないなら、テント内にとワイヤーでつなごう

もし、広いテントも嫌で、地球ロックも出来ないキャンプ場だったとしてたら、最終手段は「外に置いた自転車とワイヤーでテント内につなぐ」ことです。

テント内のワイヤーはザックや寝袋などと繋げておけば、テント内にいても盗難しようと動かしたタイミングでわかります。

この方法の欠点は、「自転車を置いて、どこかにいけない点」ですが、もし自分のサイトから離れる時は、隣のサイトのキャンパーさんに一声かけて気にかけてもらえるようにお願いしておくなど、出来る限りのことをしておきましょう。

電動アシスト自転車はバッテリーを必ずテント内に入れよう

電動アシスト自転車でキャンプに行く場合はバッテリーのバッテリーの盗難には要注意です。特に、国内メーカーの電動アシスト自転車のバッテリーは盗んでフリマなどで転売する犯行が増えていて非常に危険です。

電動アシスト自転車のバッテリーはディンプルキーでロックするタイプがほとんどですが、実はこの鍵を破壊するツールがネットなどで販売されていて、あまり効果的な防衛手段になっていないという現実があります。

電動アシスト自転車のバッテリーは効果なパーツですので、テントの外に置く場合は必ずバッテリーをテント内に入れるようにしましょう。

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