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自転車キャンプの荷物の減らし方

自転車キャンプで大きな悩みの一つが荷物の量。今回は、どうやって荷物の減らせば良いのかをまとめました。

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キャンプギアで出来ること

収納容量が小さいギアを選ぼう

キャンプで大きな荷物になるのが、

  1. テント / グランドシート
  2. シュラフ / スリーピングマット
  3. 衣服

の3つでしょう。これらのギアはとにかく収容容量を食います。ここを少なくする工夫が大事です。

例えば、ソロキャンプならテントとソロ用の小さいものを選ぶ、シュラフやダウンを選んで小さく、スリーピングマットはエアマットでコンパクトにする。これだけでも、容量的にはかなり違います。

自転車キャンプで悩ましいのが衣類。特に冬場は嵩張るのでかなりスペースを食います。その意味では、機能性ウェアをうまく活用して、必要な枚数を減らしましょう。

代用できるものは一つにしよう

キャンプギアはそれぞれ必要なものと思っていても、意外と代用できるものがあったりします。例えば、タープとグランドシートは両用できる製品もありますし、自転車ライトはランタンとして使うこともできます。自転車ライトにはスマホを充電できるモデルもあるので、そちらを使うと2つのギアを減らすことができます。

また、ウェアについても、ソフトシェルジャケットなどの登山などに対応するウェアだと、一枚でアウター・上着・レインウェアの役割を担えます。しかも、真冬でもインナー・一枚でも十分なくらい暖かいので、着替えを減らすことができます。

このように、機能が重複するギアをまとめることで、物理的に荷物を減らすことができます。

一回のキャンプでいろんなことをやろうとしない

キャンプに行くと、あれもやりたい、これもやりたいとなってしまいますが、やることを増やすと必要なギアも増えてしまいます。荷物を減らしたいなら、全てをやろうとするのでなく、「今回はこれ」「できなかった分は次回」という形でやることを分散させてみましょう。

少し満足度が下がるように思えますが、意外と「またキャンプに行きたい」と思えるので、モチベーションも高まります。

自転車側で出来ること

適切な整備をしよう

自転車キャンプで怖いのがパンクなどの自転車のトラブル。しかし、これらのトラブルは正しい整備とライドテクニックで半分以上回避できると言われます。

というのも、自転車という乗り物は、かなり手荒に使っても保管状態が悪くても問題なく動くように頑丈に出来ています。つまり、しっかり整備が出来ていれば、トラブルはかなり減らすことが出来ます。

パンクを防ぐのであれば、適切な空気圧で空気を入れること(空気圧が高ければ良いわけではない)、チェーンやギアなどのトラブルを回避したいなら、オイルをさしてしっかりチューニングをすること。これだけでも自転車のトラブルはかなり減らすことが出来ます。

正しいライドテクニックを手に入れよう

次に大事なのがライドテクニックです。

自転車は普通に乗っていてもそんなに壊れないので、段差や路面状況を見ずに歩く感覚で走ってしまいますが、外を走ると故障トラブルの原因がたくさんあります。

例えば、パンクは路面の障害物を避けたり、悪路を避けて走ればかなり回避できます。ギア周りのトラブルは、チェーンやシフターに負荷のかかるギアチェンジをしなければ、きちんと整備されている自転車ではほぼトラブルになりません。

ブレーキ周りなら急ブレーキを避けて、しっかりと路面状況や車の流れ・信号を見て先読みしてブレーキングすれば、問題になることはほぼないでしょう。

こうした正しいライディングテクニックを身につけるだけで、トラブルが起こる可能性を0に近づけることができます。

しっかり整備した自転車で正しく乗ればトラブルは少ない

適切な整備と正しいライディングテクニックがあれば、パンクやギアトラブル、ブレーキトラブルがほぼ起こりません。そうすると、必然的に「無駄な修理キットを持っていかなくて良い」ことになり、荷物の軽減に繋がります。

どうしても不安なら、ロードサービス付きの自転車保険に入るのも良いでしょう。万が一トラブルになっても、ロードサービスを使って近くの自転車店まで運んで貰えば、その場で修理ができます。

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