自転車キャンプの寝床はどれがいい?
公開日:2021年8月13日
積載量が限られるけど、しっかりと疲れは取りたい、そんな自転車キャンプに最適な寝床はどれかを検証しました。
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自転車キャンプの寝床選ぶ際のポイント
無理なく積載できるか?
自転車キャンプの場合、すでに大物であるテントを積載するので、荷物としてはかなりパンパンです。冬場だとシュラフも加わるので、テント+シュラフで自転車の積載容量が限界になってしまうこともあるでしょう。
そうなった時に、気楽な気持ちで「ザックに入れて背負えばいいっしょ」と思っていると、ライド途中に急激な肩・腰の激痛で、ライドを中断することになったりするので注意しましょう。
体積・重量の両方の観点から、無理なく積載できるのか?で寝床を選ぶのがポイントです。
しっかり寝られるのか?
自転車キャンプは往復がライドになるので、他の交通手段を使うキャンプよりも身体への負荷が大きいのがデメリット。キャンプ場についたらしっかりと寝て疲れを取らないと、次の日のライドに響いてしまいます。
しっかり寝れるのかどうかは、事前に自宅でテストしてみると良いでしょう。庭がある方は、庭でテントを建てて本番のシミュレーションをしてみましょう。庭がない方は部屋の中でも良いので、一晩寝られるのかをテストしましょう。
自転車キャンプで使える寝床
EVAマット
自転車ツーリングをやっている方がよく使っているのがEVAマット(銀マットとも呼ばれる)。サイズは大きいですが、マルチユースができて何よりも軽量なので、自転車に積載しやすいのがメリットです。
長さはややあるのですが、軽量な製品なら500g未満のものもあるので、このくらいならザックに入れても全然肩や腰に負担がきません。
エアマット
EVAマットよりもクッション性もあって、畳めば軽量で小さくなるという、まさに自転車キャンプのための寝床とも言えるのがエアマット。
空気を入れる手間はありますが、自転車キャンプの場合は、自転車用のポンプを携帯するので、ポンプが使えるタイプを選べば意外と空気入れは楽ちんです。
ただ、エアー式だと寝返りでエアーが偏ったり、石や枝などで破れてしまったら使い物にならないというデメリットもあります。
自転車キャンプでは使いづらい寝床
コット
簡易ベッドのようで寝心地が良いコットですが、サイズ・重量的に自転車キャンプではほぼ無理でしょう。
無理すれば積載できなくもないかもしれませんが、長さ的にリアキャリアにしか積載できなく、しかも重量があるため、リアキャリアにしっかり固定しないと左右に振れてかなり危険です。
自転車にコットを積載するときは、しっかり固定して走行できるかを出発前に確認しましょう。
インフレーターマット
コットと合わせることで寝心地抜群になるインフレーターマットですが、小さくしてもサイズがかなり長くなってしまうので、自転車の積載は難しいです。
収納袋に入れて背負ってしまえば問題ないのですが、インフレーターマットは重量が2kg以上あることが多いので、ロングライドだと肩と腰がやれます。
キャンプ場までのライドが短い場合や、肩や腰に自信のある方だけ使うようにしたほうが無難です。