ロードバイクを自転車キャンプ仕様にカスタムするポイント
公開日:2021年8月25日
長距離のライドに最適なことで人気のロードバイク。自転車キャンプでロードバイクを使うなら、自転車キャンプ仕様にカスタマイズしましょう。
toc
カスタムポイント
リアキャリアを取り付けよう
ロードバイクをキャンプで使う場合の最大のネックは、積載能力です。
サドルバッグで済ませることもできますが、リアキャリアがあるとサドルバッグの3倍くらい積載量を増やすことができます。
リアキャリアはシートポストに取り付けるタイプのものが3,000円くらい、リアキャリアに取り付けるキャリアバッグが5,000円くらいで販売されているので、合計1万円くらいでソロキャンプのザックくらいの容量である50Lクラスの収納力を手に入れることができます。
注意したいのは、自転車は後方に重心があると走りが重くなるので、リアキャリアにはシュラフや洋服などのなるべく軽いものを積むようにしましょう。
リアライトとサブライトは必須!
キャンプ場の近くは街灯が少ないことも多いので、リアライトは必須です。また、光量が足りないと遠くの車から認識しづらいのでサブライトも用意しましょう。
サブライトはハンドルにつけても良いですし、キャンプ用のヘッドライトをヘルメットに取り付ければ、キャンプでも使えるので便利です。
リアライトもサブライトも、どちらもなるべく光量の多い、強めのライトを搭載するようにしましょう。
バーテープは水を弾くものにしよう
ロードバイクの場合、バーテープを巻くのが普通ですが、雨に振られるとバーテープが水で染みて地味に不快です。
幸い、バーテープはいろんな素材の製品が販売されているので、水を吸収しないシリコンのバーテープを選ぶと良いでしょう。カラーもなるべく汚れが目立たないものにしておくと、キャンプ場での汚れを気にしないで済みます。
サドルは撥水できるものにしよう
自転車キャンプの場合、夜間は外に置きっぱなしになります。キャンプでは夜間に雨が降ることもよくあるので、水を吸収してしまうサドルを使うと、翌日のライドでお尻が濡れてかなり不快です。
その意味では、カーボンサドルなどのクッションがないサドルにしておくと安心です。もし、クッションがあるサドルが使いたいなら、撥水スプレーを定期的に吹きかけるようにしましょう。
ブレーキは良いものをつけよう
山方面のキャンプ場に行く場合、
- 雨の悪路を走る可能性がある
- 普段経験しない急な坂がある
ということを想定して、ブレーキは良いものにしておくのが無難です。
特に入門ロードのブレーキは、コストカットの観点から安物のブレーキがついていることが多いので、シマノのロード向けのブレーキに交換しておく方が安心です。
自転車キャンプ用ロードを組むのもアリ
自転車キャンプではロードバイクが傷つく可能性がたくさんあるので、特にカーボンなどの高級ロードバイクに乗っている人は、不意に倒してしまってカーボンにクラックが入る可能性もありますし、キャリアも取り付けが出来ません。
そうした場合は、自転車キャンプ用ロードを組むのもアリです。フレームはクロモリ・アルミあたりがピンポイントの衝撃にも強いですし、価格も安いので乗りつぶせます。
邪魔になるというデメリットもありますが、使わない時は輪行袋に入れておけば、クローゼットなどにも収納出来ますし、意外と別バイクを持っておくのはアリです。