ダボ穴が少ない自転車の積載力を増やす方法
公開日:2021年7月22日
グラベルロードなど、ツーリングを前提とした自転車には積載力を増やすためのダボ穴がたくさんありますが、ない自転車がほとんど。今回は、ダボ穴が少ない自転車の積載力を増やす方法をまとめました。
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ボトルケージクリップを取り付ける
安くて万能なのがこの方法。ダボ穴を増やせるので、ダウンチューブ下やフロントフォークなどにキャリアやボトルケージを取り付けることが可能になります。TWOFISH、ELITEなどのメーカーから発売されています。
ただし、取り付けるフレーム、フォークの形状が特殊な場合(ピナレロのONDAフォークなど)によっては取り付けできないのがデメリット。
既存のダボ穴と干渉してしまう、ボトルケージと干渉してしまうという場合は、ボトルケージアダプタを使いましょう。シマノなら「SM-BA01」がそれに当たります。
リアキャリアを装備する
自転車の積載量を手っ取り早く増やせるのがリアキャリア。
リアキャリアは本来ならシートステーのダボ穴とリアエンドを支点にして取り付けますが、最近はシートポストに取り付けるタイプのリアキャリアもあるため、ダボ穴がない自転車でも取り付けができます。
シートポストに取り付けるタイプのリアキャリアのデメリットは、しっかりと取り付けをしないと遠心力で左右に触れてしまう点と、積載荷重の限界が大きくない点ですが、その辺りはうフレームバッグなどと組み合わせてうまく積載しましょう。
リアキャリアがあれば、ツーリングバッグなど積載量の大きいバッグを追加できるので、自転車の積載力を一気に強化できます。
例えば、Rockbrosのツーリングバッグは、キャリアの両面に取り付けができ、一個あたりの収納量が27Lもあるため、左右でつければ54L、キャンプ用の大型ザッククラスの積載量を増やすことができます。
リアキャリアを使うと、フレームバッグやハンドルバッグなど、ライドに影響する部分にバッグをつけないで良いというのもメリットですね。
シートポストに固定できるリュックを使う
自転車キャンプはキャンプするまでがロングライドになることが多いため、なるべく軽いリュックを選びたいところですが、積載力を増やすのであればシートポストに固定できるリュックという選択肢もありです。
RIXEN&KAULのフリーパックスポーツ KM821は、別売りのアタッチメントを組み合わせることで、シートポストに固定したアタッチメントでリュックを支えることができます。