自転車キャンプの汗対策に最適なインナーの運用方法
公開日:2021年10月20日
ロングライドの天敵である汗対策をするにはインナー選びが重要です。今回は、どういった視点でインナーを選ぶべきか、どのタイミングでインナーを着替えるべきかなどをまとめました。
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自転車でどうしても避けらないのが「汗」
自転車でロングライドをするということは、ジムで運動するのと同じくらいの負荷の運動です。ですので、自転車のロングライドで汗を0にするというのはかなり難しいでしょう。
特に、50kmを超えるようなロングライドを、30km/h以上のペースで進むような場合は、真冬でも真夏ばりに汗だくになってしまうのが通常です。
汗をかかないような低速でサイクリングするのも良いですが、重いキャンプギアを積載した自転車で坂道を登る際など、汗を回避するのは至難の業でしょう。
キャンプで汗がトラブルになる理由
身体が冷える
ここが一番のトラブルです。
人間が汗をかくのは、体温を下げるための生理現象ですから、当然身体が冷えます。さらに、インナーに汗が染み込むと、身体の表面が水分で冷えるので運動前よりもどんどん体温が下がってしまいます。
体温が下がると体調が悪くなるだけでなく、最悪の場合キャンプ場で風邪を引いてしまう可能性もあるので、汗で身体を冷やすのだけは絶対に避けるべきです。
匂いや肌触りなど不快感が増える
汗をかくということは、汗臭くなったり、インナーや肌がベタベタしたりと不快の元。人間、一度不快と思うと、不快度がどんどん上がってしまうので、汗対策をしっかりするかは、自転車キャンプの快適性にも直結します。
特に、汗の匂いは他人にも不快感を与えてしまうので、友人や家族と自転車キャンプに出かける時は、特に注意が必要です。
自転車で汗を防ぐ方法
発汗に合わせてウェアをチェンジ
ロードバイクなどで、ある程度のロングライドに慣れている方なら知っていることですが、ロングライドをする際はウェアは気候や体温によって変えていくのが基本です。
ウェアの段階としては、
- アウター + ジャージ + インナー
- ジャージ + インナー
- インナーのみ
- インナー着替え
の4段階で考えましょう。真夏は暑いので1段階目はなしです。
出発時は(1)である程度防寒をしてスタートしますが、20分もすれば身体は暖まるのでその段階で(2)にシフトします。こうすることで、アウターを「寒かった時対策」に回せます。
ライド中は、基本的には(2)のセットで進めますが、真夏のライドなど汗をたくさんかいてしまったら(3)のインナーのみに移行しましょう。インナーのみにすると、インナーが表に出ることで汗を吸収しつつ、風や熱で乾く効果が出せます。
(4)のインナー着替えは最終手段です。インナーのみでのライドでも、インナーが汗を吸うのが追いつかないような時は、どこかのタイミングでインナーを着替えないとパンツやボトムスまで汗でビショビショになってしまします。
速乾性のあるインナーの2セット用意しよう
もう一つ大事なのは、インナーを2セット用意することです。理想は、「出発時1セットの他に2セット」ですが、最初に着ていくウェア+1セットでも構いません。
自転車のライドで汗を書くのは「頭」「胴体」がメインですので、インナーシャツで汗をしっかり抑えます。抑えきれなかったら着替えて汗がボトムの方に流れるのを防ぎましょう。
キャンプ場についてたら、インナーシャツは水洗いをして日が当たる場所で干します。ここで重要なのがインナーの素材です。
「夏場ならすぐ乾くでしょ」と思いがちですが、自転車キャンプの場合、キャンプ場に到着するのは午後が多いですから、日の入りまで数時間しかありません。しかもキャンプ場が山の中だと意外と日差しが入らないことも。
そうしたケースを考えて、自転車キャンプのインナーは「汗の吸収性」よりも「水分の速乾性」を重視して選びましょう。
特に、スポーツウェアはどちらも両立しているものが多いですが、中には汗の吸収性に特化しているウェアもあるので注意が必要です。
速乾性重視のインナーは省スペース
速乾性重視のインナーは、素材が薄く、生地の密度が低いことが多いので真空パックなどに詰めて仕まえばかなり小さく折り畳めます。製品によっては、サドルバッグに2セット入るかもしれません。
サドルバッグに入るくらいのサイズなら、2セット持ち歩くのも億劫では無くなるので、速乾性重視のインナーのもう一つのメリットとも言えます。
もし予備を使い切ってしまったら・・・
夏場など汗をかきやすい時期は、インナー2セットだけでは足りない場合があります。その場合は、近場のコンビニやホームセンターなどでシャツだけでも用意しましょう。
パンツ・ショーツは面積が小さいので意外と着たままでも乾きますが、面積が広いシャツは乾きが遅い上でに身体を冷やすので、しっかりと乾いたものを着るようにしましょう。