自転車キャンプに最適なシューズ、避けたいシューズ
公開日:2021年7月28日
自転車キャンプでは、キャンプ場までのライドに適していて、かつキャンプ場で快適に過ごした目の二つの役割を担うシューズ選びが重要です。今回は、最適なシューズ、避けたいシューズを解説します。
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フラットペダル
軽量シューズ
フラットペダルの自転車でキャンプに行くのであれば、シューズは普段使いのシューズでも問題ありませんが、あまり重いシューズでライドをすると、足に余計な負担がかかってしまうため、なるべく軽量なシューズにしましょう。
出来ればランニングシューズなどのソールがしっかりシューズにした方が、足の裏が痛くなりにくいのでオススメです。
ビンディングペダル
SPD ビンディングシューズ
キャンプ場まで30kmを超えるロングライドをするのであれば、ビンディングシューズがオススメ。ビンディングシューズなら引き足を使えるため、体力の消耗を圧倒的に減らしてくれます。
自転車キャンプに最適なビンディングシューズは、ソールの中にクリートが埋め込まれた形になっているSPD。SPDのシューズなら、キャンプ場でもそのまま歩けますし、片面がフラットペダルになったSPDペダルもあるので、普段使いにもピッタリ。
SPDシューズの場合は、スポーツタイプから普通のスニーカータイプまで見た目も履き心地も多種多様なので、キャンプ場での歩きやすさと、ビンディングシューズとしての固定力のバランスを取って決めると良いでしょう。
SPD-SL ビンディングシューズ + サンダル
SPD-SLタイプのビンディングシューズは、クリートが剥き出しになっているのでライドには良いですが、足場の悪いキャンプ場では最悪のシューズに変わってしまいます。キャンプ場の砂や小石がクリートに詰まってしまうとクリートをダメにしてしまう場合も。
もしSPD-SLのビンディングシューズを使っているのであれば、ライドが終わってキャンプ場についたらサンダルなどに履き替えましょう。
最近は、折り畳みの軽量サンダルも発売されているので、そこまで荷物にならないはずです。
冬の自転車キャンプの場合は、サンダルでは寒いのでシューズを持っていきたいところですが、自転車キャンプは積載量の限られているため、なるべくシューズは持っていきたいないのが本音です。
その場合は、先程紹介したSPDのビンディングシューズをチョイスしましょう。
自転車キャンプで避けたいシューズ
サンダル
自転車キャンプだけでなく、自転車に乗るときにサンダルを履くと、不注意でチェーンにサンダルや足を巻き込む可能性があります。もし、チェーンに巻き込まれてしまったら、キャンプどころではない大怪我に繋がるため非常に危険です。
特に、金属ペダルの自転車や、チェーンガードがついていないスポーツ自転車で自転車キャンプに行く時は、チェーンリングの歯で足を傷つける可能性があるので、たとえ歩いて行けるような距離のキャンプ場だったとしても止めましょう。
固いスニーカー
キャンプというとトレッキングシューズなどの頑丈なシューズが選ばれますが、固いシューズで自転車を漕ぐと足の関節に負荷がかかって痛くなってしまうので、自転車キャンプではご法度。
もしトレッキングシューズを使いたいなら、荷物にしてキャンプ場についてから履き替えましょう。
厚底の靴
足場が不安定なことが多いキャンプ場では、厚底のシューズの方が異物を踏んでも痛くないため重宝します。しかし、厚底の靴は総じてシューズに重量があるので、ペダルを回すのに力を使ってしまいます。
キャンプ場までが近いのであれば問題ないですが、30km以上を超えるライドでキャンプ場へ行くのであれば、無駄な疲れを発生させないためにも、なるべく厚底シューズは避けましょう。
ヒールの高い靴
サンダルと同じですが、自転車キャンプに限らずヒールの高い靴で自転車を漕ぐのは転倒などの事故の原因になるので絶対やめましょう。
ヒールの高い靴はキャンプ場でも歩きづらいので何もメリットがありません。