荷物を減らしたい時のモバイルバッテリーの選び方
公開日:2022年2月10日
外出時には必須アイテムとなりつつある「モバイルバッテリー」。今回は、荷物を減らしたい時のモバイルバッテリーの選び方をご紹介します。
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モバイルバッテリーを軽量化する方法
本体重量とバッテリー容量を計算しよう
モバイルバッテリーは、基本的に本体重量とバッテリー容量が比例します。バッテリー容量が大きいほど、本体が重くなるため、「大容量で軽い」モバイルバッテリーはありません。ですので、必要最低限の容量のモバイルバッテリーを選ぶのが、軽量化の唯一の手段です。
モバイルバッテリーで使う容量は概ね計算が出来ます。例えば、バッテリー容量が2,000mAhのスマホを2泊3日で使うのであれば、行きは100%でスタートするとして、2回のフル充電、つまり4,000mAhの充電容量が必要になります。
モバイルバッテリーは充電効率が70%ほどと言われているので、「4000 / 0.7 = 5,800mAh」のバッテリー容量があれば良いことになります。
同じように、ライトやアクションカメラなど、持っていくデバイスの合計容量と概ねの充電回数を計算すれば、必要なバッテリー容量が算出できます。
必要容量がわかっていれば「無駄に大きすぎる」モバイルバッテリーを持って行かずに済みます。
防水性能はなくても良い
自転車キャンプでは、ライド中に雨に振られる可能性を考えると、オートキャンプや徒歩キャンプよりもモバイルバッテリーが濡れてしまう可能性が高くなります。そのため、モバイルバッテリーも防水性能が高い製品を選ぶのがベストです。
しかし、防水性能が高いモバイルバッテリーは本体サイズが大きくなりがちで、本体重量も重くなってしますので、ジップロックや防水スマホケースなどに入れるなどでして、通常のモバイルバッテリーで運用した方が軽量・省スペース化ができます。
LEDライトなど無駄な機能を付けない
モバイルバッテリーには簡易LEDライトを搭載したモデルもありますが、キャンプでは「おまけ程度」の明るさのものがほとんどです。しかも、いざという時に充電機能が使えなくなる可能性もあります。
モバイルバッテリーは機能が増えるほどサイズが大きくなるので、軽量化をしたいなら余計な機能のないモバイルバッテリーを選びましょう。
モバイルバッテリーを買う前に・・・
持っていくデバイスを吟味しよう
スマホ、ライト、タブレット、アクションカメラ、Bluetoothスピーカー、と色々と持っていきたくなってしまいますが、オートキャンプとは違って積載容量に限界がある自転車キャンプでは、持っていくデバイスをしっかり吟味するのも大事です。
意外と重宝する「乾電池式」も検討しよう
自転車キャンプの場合、モバイルバッテリーを使うデメリットは「出先で充電が出来ないこと」。それを見越して大容量のモデルを選ぶと、今度は重く・大きくなってしまうというジレンマに陥ります。
そこで意外と重宝するのが「乾電池式」の充電器。単3電池をUSB出力に変換してくれるアイテムで、単3電池はコンビニでもスーパーでも売っているので、出先での入手性が非常に高いのがメリット。自転車ライトも乾電池式にしておけば、全て電池で運用できます。
使い捨て乾電池を買うとコスパが悪くなるので、エネループなどの充電式の乾電池を使うと、コスパも高くなります。